結納ってどういうもの?〜そもそも結納って〜
ここではまず、結納の全体像を把握してください。
そもそも結納とは?
婚儀は3つの儀式から成っていて、結納はその最初の儀式です。
結納式 : 家族同士の契り
結婚式 : 神の前での誓い
披露宴 : 親族、友人などへのお披露目
結納は神事ではなく、生活に根付いた文化としてこれまで受け継がれてきました。地域や家族によって様々なやり方があり、絶対的な様式があるわけではありません。両家がお互いを家族として認め合うことが最も大切なことです。
スケジュール
参加者
両家のご本人、ご両親の計6名が基本です。
仲人を立てる場合は、これに2名が加わり計8名となりますが、最近は仲人を立てない場合がほとんどです。
どのくらいのカップルが結納してる?
結納はもうやらないのが一般的と思われる方も多いでしょうが、実は3割以上のカップルが現在も結納を行っています。
そして、結納を行ったご家族は皆様、やって良かったとおっしゃいます。
新郎の心構えとして、女性側が断ってきても、男性側の気持ちとして行う意思を示すことが重要です。
結納にかかる費用の目安
結納には右表のようなお金がかかります。
最も高い、結納金は二人の新生活に使われる場合がほとんどです。
また、婚約指輪は結納をしなくとも購入されますので、実質結納でかかる費用は20万円程度というのが相場です。
結納返しとは、女性側からのお礼の意味で、
現金の場合もあれば、男性が使うモノを送る場合もあります。
(時計、スーツなど)
結納式の場所
一般的に女性側の自宅で行います。
自宅に和室が狭い、もしくは無いという理由で、料亭やホテルなどの会場を利用される方もいらっしゃいますが、結納は洋室でも行えます。
自宅でされる方が両家の縁を結ぶ儀式的な雰囲気が出ますので、オススメです。
地域毎に違う結納
結納品は贈る相手の出身地によって、形式が異なります。
大きく「関東式」、「関西式」、「九州式」の3つの形式があり、当店ではこれに「略式結納」として、地域によらない形式の結納品をご用意しています。
【贈る相手の出身地と結納の形式】
結納の形式 |
地方名 |
送る相手の出身都道府県名 |
関東式 |
北海道 |
北海道 |
東北 |
青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県 |
甲信越 |
山梨県・長野県・岩手県 |
関東 |
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県 |
沖縄 |
沖縄県 |
関西式 |
北陸 |
富山県・石川県・福井県 |
東海 |
岐阜県・静岡県・愛知県・三重県 |
近畿 |
滋賀県・京都府・奈良県・和歌山県・大阪府・兵庫県 |
中国 |
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県 |
四国 |
徳島県・香川県・愛媛県・高知県 |
九州式 |
九州 |
福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県 |
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